Rescue Japan Swiftwater Rescue Technician level1 class
2019/7/17-19、長瀞にてレスキュー3のSRT-1を受講してきました。 講習実施ギリギリの増水状況(今回の主任講師 竪村さん談)の中、 逞しい消防男子らに交じっての講習は刺激が強すぎました。 それでも様々な気づきがあり、 濃厚な時間を過ごすことができました。
まずは川の流れの圧倒的なパワー、
これまで頭で何となくこのくらいかなぁ と高を括っていた部分があり
実際に体感して、改めてその凄まじさを思い知らされました。 適切な装備とスキルがなければできることはほとんどありません。
レスキューの大変さ、難しさも痛感しました。 水環境における救助は時間との戦いでもあります。 環境を知り、レスキューの手順を考える、しかもマルチプル(複合的)に...。 シンプルかつクリティカルな思考も求められます。
そして安全確保の優先順位について まずは救助者自身の安全が第一、
この考えは都市型および野外救急法でも共通していますが、 救助者のスキルが向上すれば助けられる人を増やせるということ 「安全でないなら救助しない」が大前提、でもそこにとどまらず 救助できる安全を確保する能力を高めていくことも大切ということ。 訓練→練習(復習)→経験→判断ってやっぱり重要です。等々。
3日間優しく時に厳しくユーモアたっぷりに導いてくれた竪村さん、 ヒロさん、ニマさん、本当にお世話になりました。 ありがとうございました。
講習を共にした皆様(強者揃い、流石でした)にも 暖かく包まれながら充実した時間を過ごすことができました。 心から感謝申しあげます。
3日間の講習をどれだけモノにできたか自信はありませんが、 救助できる安全を確保する能力を高めるべく、 少しずつスキルアップしていきたいと思います。
そして安全マネジメントに関わる一員として そもそもレスキューが要らないようにすること (レスキューってホント大変ですから、これも今回の収穫!) そこに注力することも自分のミッションのひとつかと...。
川の楽しさと危なさ、そこに気をつければ川を楽しめるということを いい感じで伝えられるようにしていきたいと思います。 川遊び、楽しいですから。
「危険なことを 危険だと知れば 危険でなくなりはじめる」 (むのたけじ『詞集たいまつ』より)
Comments